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郵便局で小銭を両替するには?手数料・何枚まで・ATMや窓口でのやり方を完全網羅!

郵便局
郵便局での小銭の両替

「貯金箱に貯まった大量の小銭をどうにかしたい」

「お札を小銭に崩したいけれど、手数料が高くつくのではないかと心配」

「そもそも郵便局で両替ってできるの?」

日常生活や店舗の運営などで、小銭の扱いに困った経験はありませんか?キャッシュレス決済が普及した現代でも、ちょっとした支払いや店舗の釣銭などで、まだまだ小銭が必要になる場面は少なくありません。しかし、いざ両替をしようと思うと、窓口に行くべきかATMを使うべきか迷ったり、数え切れないほどの小銭を持ち込んで迷惑にならないか不安になったりするものです。また、昨今では金融機関の手数料改定が相次ぎ、小銭を扱うだけで思わぬ出費が発生してしまうことも珍しくありません。

この記事では、そんな小銭の両替に関する悩みを一気に解決するため、郵便局(ゆうちょ銀行)を利用した小銭の取り扱い方法を徹底的に解説します。

この記事を読むことで得られる4つのベネフィットは以下の通りです。

💡4つのベネフィット

  • 小銭の両替の窓口とATMの正しい使い分けがわかる
  • 両替手数料を最小限に抑える方法がわかり各種手数料を正しく理解できる
  • 何枚まで持ち込めるか明確になる一度に持ち込める小銭の枚数制限や、それに伴うルールを事前に把握できる
  • 小銭からお札、お札から小銭への手順が完璧にわかる

それでは、郵便局での小銭両替に関する基本ルールから、知って得する裏技まで、余すところなく見ていきましょう。

郵便局で両替して小銭にする・小銭からお札にする基本ルールと手数料

郵便局の窓口で両替の相談をする様子
  • 郵便局の窓口で両替:小銭からお札にする(預け入れ)正しい手順と注意点
  • 郵便局で両替して小銭にする際の手数料体系(窓口・硬貨取扱料金について)
  • 郵便局で両替する際、小銭は何枚まで対応可能か?制限とルール
  • 郵便局の両替を小銭にするためにATMを活用する裏技と制限
  • 郵便局で両替(小銭にする・お札にする)を行う窓口の受付時間と混雑回避
  • ゆうちょ銀行口座を利用した「入金・出金」による小銭両替の代替テクニック

郵便局(ゆうちょ銀行)における硬貨の取り扱いは、厳密に言うと「両替商」としての両替サービスではなく、ご自身のゆうちょ銀行口座を利用した「預け入れ(入金)」や「引き出し(出金)」の手続きを指すことが一般的です。まずは、基本的なルールや手数料の仕組みについて詳しく解説します。

郵便局の窓口で両替:小銭からお札にする(預け入れ)正しい手順と注意点

大量の小銭をお札に変えたい場合、最も確実な方法は郵便局の窓口を利用することです。ただし、郵便局にはいわゆる「両替機」が設置されていないため、「両替」という直接的な手続きではなく、一度ご自身のゆうちょ銀行口座に小銭を「預け入れ(入金)」し、その後必要な金額をお札として「引き出す」という手順を踏む必要があります。

具体的な手順は以下の通りです。

まず、郵便局の窓口へ行く前に、ゆうちょ銀行の通帳またはキャッシュカードを準備します。窓口に到着したら、備え付けの「入金票」に必要事項を記入します。この際、小銭の正確な金額がわからなくても問題ありません。窓口の担当者に「貯まった小銭を入金したいのですが、金額がわかりません」と伝えれば、専用の硬貨計数機で正確に数えてもらえます。

計算が終わると金額が確定し、口座に入金されます。その後、お札が必要であれば、通帳やカードを使って窓口またはATMから引き出しを行います。

注意点として、窓口での硬貨の預け入れには枚数に応じた「硬貨取扱料金」が発生するようになりました。以前は無料で預け入れができましたが、現在は手数料がかかるため、持ち込む枚数によっては入金額よりも手数料の方が高くなってしまう「手数料負け」のリスクがあります。事前に大まかな枚数を把握しておくか、後述する手数料体系をしっかりと理解しておくことが重要です。また、汚損の激しい硬貨や外国硬貨、ゲームセンターのメダルなどが混入していると、計数機が故障する原因となるため、事前にしっかりと選別しておくマナーが求められます。

(株式会社ゆうちょ銀行)

郵便局で両替して小銭にする際の手数料体系(窓口・硬貨取扱料金について)

ゆうちょ銀行では、2022年1月17日より「硬貨取扱料金」が新設され、窓口やATMで硬貨を扱う際に手数料が発生するようになりました。この手数料体系を理解しておくことは、無駄な出費を防ぐために非常に重要です。

窓口を利用して硬貨を預け入れる場合の手数料は、持ち込む硬貨の「枚数」によって細かく設定されています。

具体的には以下の通りです(※料金は改定される可能性があるため、常に最新情報を確認してください)。

・1枚〜50枚まで:無料

・51枚〜100枚まで:550円(税込)

・101枚〜500枚まで:825円(税込)

・501枚〜1000枚まで:1,100円(税込)

・1001枚以降:500枚ごとに550円(税込)が加算

このように、50枚までであれば窓口でも手数料無料で硬貨を預け入れることができます。しかし、51枚を超えた瞬間に550円の手数料が発生します。例えば、1円玉を100枚(100円分)預け入れると、手数料として550円がかかり、結果としてマイナスになってしまいます。これは非常に重要なポイントです。

また、窓口で硬貨の枚数を計数した後に「手数料が高いからやっぱりやめる」と取りやめる場合や、金額を変更する場合でも、すでに計数作業を行っているため手数料を請求されることがあります。そのため、窓口に持ち込む前には必ず自宅でおおよその枚数を数え、手数料がいくらかかるのかをシミュレーションしておくことが必須と言えます。小銭の額面(1円玉が多いのか、500円玉が多いのか)によっても、実質的な目減り具合は大きく変わるため、計画的な利用が求められます。

郵便局で両替する際、小銭は何枚まで対応可能か?制限とルール

両替のために数えられた大量の小銭

大量の小銭を処理したいと考えたとき、「一体、一度に何枚まで持ち込めるのだろうか?」という疑問が生じるかと思います。結論から言うと、郵便局の窓口への硬貨の持ち込みに明確な「上限枚数」は法律や規定で定められているわけではありません。しかし、現実的な運用ルールや物理的な制限が存在します。

窓口での取り扱いの場合、1,000枚を超えるような大量の硬貨であっても、手数料(1,000枚超過後は500枚ごとに550円加算)を支払えば対応してもらうことは可能です。ただし、郵便局の規模や混雑状況によっては、あまりにも大量の硬貨(例えばダンボール箱数箱分など)を持ち込まれると、計数に膨大な時間がかかり、他の顧客の待ち時間に多大な影響を与えてしまうため、対応を断られたり、預かり扱いとなって後日入金になったりするケースがあります。目安として、数千枚単位になる場合は、事前にその郵便局に電話で相談し、来店する日時を調整するのがスムーズな取引のコツです。

一方、ATMを利用する場合の枚数制限は非常に厳格です。ゆうちょ銀行のATMで一度に投入できる硬貨の枚数は「最大100枚まで」と設定されています。ATMの硬貨投入口の構造上、それ以上の硬貨を一度に入れると詰まりや故障の原因となります。

また、ATMの機種によっては、硬貨の取り扱い自体に対応していないもの(スーパーやコンビニなどに設置されている小型ATMなど)もあるため、注意が必要です。大量の小銭を処理したい場合は、ATMの利用は現実的ではなく、窓口を利用するか、複数回に分けて根気よくATMを利用する(ただしATM硬貨預払料金がかかる)ことになります。

郵便局の両替を小銭にするためにATMを活用する裏技と制限

「お札を小銭に崩したい」という要望もよくあります。例えば、1万円札を千円札と小銭に分けたい場合などです。先述の通り、郵便局には両替機がありません。しかし、ゆうちょ銀行のATMの機能を応用することで、実質的に小銭への両替を行う裏技が存在します。

その裏技とは、「口座から引き出しをする際に、わざと端数をつけて引き出す」という方法です。

例えば、ご自身のゆうちょ銀行口座に1万円以上の残高があるとします。ここで1万円を引き出す際、金額指定画面で「1万円」と入力するのではなく、「9千円」と「10百円」(千円札10枚にする場合)や、もっと細かく「9千円」と「9百円」と「100円」のようには入力できませんが、ご自身の口座から「9,990円」を引き出すなどの操作を行います。しかし、ATMでの引き出し時に硬貨を指定して引き出すことは、一部のATMでは対応していますが、すべてのATMで自由に硬貨の種類を指定できるわけではありません。

お札を小銭にする最も確実なATMの活用法は、口座に「9,000円」を紙幣で入金し、その後「8,990円」を引き出すなど、残高を利用して硬貨を含めた金額を引き出す方法です。ただし、ここで重大な制限があります。ゆうちょ銀行のATMで硬貨を引き出す場合にも、「ATM硬貨預払料金」という手数料が発生するようになった点です。

ATMでの硬貨を伴う引き出し(1枚〜100枚)には、110円(税込)の手数料がかかります。つまり、1,000円札を1枚入れて、900円を引き出して100円玉9枚を得ようとしても、手数料として110円が引かれるため、口座の残高が減ってしまうことになります。

したがって、現在ではATMを使って無料でお札を小銭に崩すという裏技は実質的に封じられています。お札を小銭にしたい場合は、手数料を支払ってATMで硬貨を引き出すか、後述する窓口での「金種指定引き出し」を利用するしかありません。

郵便局で両替(小銭にする・お札にする)を行う窓口の受付時間と混雑回避

郵便局の窓口を利用して小銭の処理(入金や引き出し)を行う場合、営業時間の把握と混雑を避ける工夫がストレスのない取引につながります。

郵便局の「貯金窓口」の営業時間は、原則として平日(月曜日から金曜日)の午前9時から午後4時までです。郵便窓口(切手やゆうパックの受付など)は午後5時まで営業している局が多いですが、貯金窓口は早く閉まるため注意が必要です。また、土日や祝日は基本的に貯金窓口は営業していません(一部の大きな拠点局を除きます)。

大量の硬貨を持ち込む場合、窓口の担当者が専用の機械で計数する時間を確保する必要があります。そのため、営業時間終了間際の午後3時半以降に持ち込むと、当日の処理が間に合わず断られたり、翌営業日扱いになったりするリスクが高まります。

混雑を回避し、スムーズに対応してもらうためのベストな時間帯は、「平日の午前中(特に9時から10時台)」または「午後1時から2時台」です。避けるべきタイミングとしては以下の時期が挙げられます。

・毎月の五十日(ごとおび:5日、10日、15日など):企業の決済日と重なり混雑します。

・年金支給日(偶数月の15日):高齢者の来店が集中し、窓口が非常に混雑します。

・月末や月初:給与振り込みや各種支払いで利用者が増加します。

これらの混雑する日や時間帯を避けて訪問することで、担当者にも余裕があり、大量の小銭であっても丁寧かつ迅速に対応してもらいやすくなります。

ゆうちょ銀行口座を利用した「入金・出金」による小銭両替の代替テクニック

郵便局のATMで小銭を入金・出金する様子

これまで解説してきた通り、郵便局には両替機がないため、小銭を処理するには「ご自身のゆうちょ銀行口座」を通す必要があります。この「入金・出金」というプロセスを理解し、最大限に活用することが、郵便局での両替を成功させる鍵となります。

具体的には、お札を小銭にしたい(例:1万円札を千円札9枚と100円玉10枚にしたい)場合、窓口で「金種指定(きんしゅしてい)の引き出し」を行います。

通帳と印鑑を持参し、払戻請求書(引き出し用の用紙)に1万円と記入します。そして、余白や窓口での申し出により「千円札9枚、100円玉10枚でお願いします」と指定します。

ゆうちょ銀行では、この「金種指定払い戻し」に対して、指定する硬貨・紙幣の合計枚数に応じた手数料(金種指定料金)を設定しています。

例えば、払戻枚数から1万円札など本来の基本枚数を差し引いた枚数が50枚以下であれば無料で対応してもらえる場合がありますが、各店舗の運用や規定の改定によって無料枠が変更されている可能性があるため、窓口で事前に確認することが推奨されます。

また、小銭をお札にしたい場合は、単純に窓口で硬貨を入金(50枚までは無料)し、すぐにお札で引き出すというステップを踏みます。この時、入金と出金の伝票を同時に窓口へ提出することで、手続きを一度に済ませることができ、待ち時間を短縮するテクニックとして有効です。

(株式会社ゆうちょ銀行)

郵便局の小銭両替を極める!手数料節約と窓口・ATMの徹底活用術

店舗の釣銭として小銭とお札を整理する様子
  • 大量の小銭を郵便局の窓口に持ち込む際の事前準備とマナー
  • 郵便局の窓口やATMで小銭を両替する際にかかる手数料の節約・回避術
  • 店舗運営者必見!業務用の釣銭として郵便局で小銭にする実践的な方法
  • 郵便局での小銭からお札への両替(入金)が拒否されるケースとは?
  • ゆうちょ銀行(郵便局)と他のメガバンク・地方銀行における小銭両替の手数料比較
  • 郵便局の両替(小銭関連)に関するよくある質問(FAQ)と解決策

基本的なルールを理解したところで、ここからはさらに実践的なノウハウをご紹介します。大量の小銭を少しでもお得に、そしてスムーズに処理するための応用編です。

大量の小銭を郵便局の窓口に持ち込む際の事前準備とマナー

長年貯め続けた豚の貯金箱を開け、大量の小銭を前に途方に暮れている方もいるかもしれません。これをそのままレジ袋などに詰めて郵便局に持ち込むのは、トラブルや無駄な手数料の発生につながるためNGです。窓口へ行く前の「事前準備」が明暗を分けます。

まず絶対に行うべきなのが、「異物の除去」です。小銭を広げてみて、クリップ、ホコリ、レシートの切れ端、さらには外国の硬貨やゲームセンターのメダル、パチンコ玉などが混ざっていないか入念にチェックしてください。窓口の硬貨計数機は非常に精密に作られており、これらの異物が一つでも混入すると機械が停止したり故障したりする原因となります。機械が止まれば処理に大幅な時間がかかり、局員や他の利用者に多大な迷惑をかけることになります。

次に、「大まかな枚数把握と硬貨の選別」です。手数料の章でも触れましたが、窓口での預け入れは50枚までが無料、51枚から手数料が発生します。もし1円玉や5円玉ばかりが大量にある場合、手数料が入金額を上回る「赤字」になる可能性があります。そのため、1円玉や5円玉はスーパーなどのセルフレジで少しずつ消費し、50円玉、100円玉、500円玉といった額面の大きい硬貨だけを郵便局に持ち込むといった「選別」を行うのが賢い方法です。

全て数えるのが面倒な場合でも、100枚ごとの山を作って概算を出し、「おおよそ500枚だから手数料は825円かかるな」と心積もりをしておくことが大切です。

郵便局の窓口やATMで小銭を両替する際にかかる手数料の節約・回避術

硬貨取扱料金が導入された現在、手数料を完全にゼロにして大量の小銭を処理するのは非常に困難になっています。しかし、工夫次第で手数料を節約、あるいは回避する方法はいくつか存在します。

節約術の1つ目は、「窓口の無料枠(50枚まで)をコツコツ利用する」という方法です。郵便局の近くに用事があるたびに、小銭を50枚だけ持参して窓口で入金します。これなら何度行っても1回あたりは無料です。ただし、1日に何度も同じ局で50枚の入金を繰り返すのは、実質的な手数料逃れとみなされ断られる可能性があるため、常識的な範囲(1日1回など)にとどめましょう。

節約術の2つ目は、「ATMでの小銭入金は避ける」ことです。ゆうちょ銀行のATMで硬貨を伴う預け入れをする場合、1枚〜25枚までで110円、26枚〜50枚までで220円の手数料がかかります。窓口なら50枚まで無料なのに、ATMを利用すると1枚から手数料を取られてしまうのです。これは意外と知られていない落とし穴です。したがって、「小銭を預け入れるなら、ATMではなく窓口の50枚無料枠を使う」のが鉄則となります。

また、ゆうちょ銀行にこだわらないのであれば、近所のスーパーマーケットなどに設置されている「コイン両替機(お札などの金券に交換できる機械)」や、小銭を電子マネーにチャージできるポケットチェンジのようなサービスを利用するのも、手数料を回避する有効な手段です。これらは厳密には両替ではありませんが、小銭を処理するという目的は達成できます。

店舗運営者必見!業務用の釣銭として郵便局で小銭にする実践的な方法

個人だけでなく、飲食店や小売店を経営している店舗運営者にとっても、釣銭用の小銭の確保は死活問題です。頻繁に小銭が必要になる場合、郵便局をどのように活用すればよいのでしょうか。

業務用の釣銭確保として最も適しているのは、やはり窓口での「金種指定引き出し」です。売上金をゆうちょ銀行の口座に入金しておき、釣銭が必要なタイミングで、通帳と払戻請求書を使って「100円玉〇枚、50円玉〇枚、10円玉〇枚」と指定して引き出します。

ただし、メガバンクなどにある「両替機用の専用カード」のようなシステムは郵便局にはないため、毎回窓口の列に並んで手続きをする手間がかかります。

これを効率化するためには、あらかじめ店舗近くの郵便局と良好な関係を築いておくことが重要です。いつも利用する郵便局であれば、「毎週金曜日の午後2時頃に、この金種の構成で釣銭の引き出しに来ます」と局員に事前に相談しておくことで、局側もあらかじめ小銭を準備しておくことができ、待ち時間を大幅に短縮できる場合があります。

また、金種指定による手数料(両替手数料に相当するもの)は、引き出す枚数によって規定されているため、こまめに少額を引き出すよりも、ある程度まとめて引き出した方が手数料の割合を低く抑えられる場合があります。経費削減の観点から、月間の小銭必要枚数を予測し、計画的に引き出すスケジュールを立てることが求められます。

郵便局での小銭からお札への両替(入金)が拒否されるケースとは?

せっかく小銭を数えて重い思いをして郵便局へ足を運んだのに、窓口で対応を拒否されてしまうケースがあります。二度手間を防ぐためにも、どのような場合に断られるのかを知っておきましょう。

最も多いのが「異物の混入が激しい場合や、硬貨が極端に汚損している場合」です。油や泥でベトベトになっている硬貨、テープでまとめられている硬貨などは、計数機を通すことができません。局員が手作業で数えなければならず、業務に支障をきたすため断られる確率が高くなります。テープで巻かれている場合は、必ず全て剥がし、ベタベタを拭き取ってから持ち込んでください。

次に、「事前の連絡なしに、処理能力を超える超大量の硬貨を持ち込んだ場合」です。例えば、ドラム缶や大きな衣装ケースいっぱいの小銭を何の前触れもなく持ち込んだ場合、その日のうちに計数することが物理的に不可能なため、預かり扱いになるか、日を改めて来店するように促されます。

また、「本人確認が取れない場合」も注意が必要です。大量の現金の入金や出金には、マネーロンダリング防止の観点から本人確認書類の提示が求められることがあります。特に200万円を超える現金取引などの特殊なケースに限らず、局員の判断で身分証の提示を求められることがあるため、運転免許証やマイナンバーカードなどは常に持参するようにしましょう。

ゆうちょ銀行(郵便局)と他のメガバンク・地方銀行における小銭両替の手数料比較

郵便局と他行の小銭両替手数料の比較イメージ

小銭を処理する際、必ずしも郵便局が最適とは限りません。自身が口座を持っている他の銀行と比較することで、よりお得な方法が見つかるかもしれません。ここでは、ゆうちょ銀行と一般的なメガバンク・地方銀行の小銭取扱手数料の傾向を比較します。

【ゆうちょ銀行の特徴】

・窓口預け入れ:50枚まで無料。51〜100枚が550円。以降段階的に増加。

・ATM預け入れ:1枚から手数料発生(1〜25枚:110円)。

・メリット:全国どこにでも窓口がある。50枚までの無料枠は窓口で利用しやすい。

【メガバンク(三菱UFJ、三井住友、みずほ等)の傾向】

メガバンクの多くは、窓口での大量硬貨取扱手数料(入金時)を設けていますが、条件が異なります。

・窓口預け入れ:100枚〜300枚まで無料(銀行による)。それ以上は数百円〜の手数料が発生。

・ATM預け入れ:平日の稼働時間内であれば、1回あたり100枚まで「手数料無料」で預け入れ可能な銀行が多い。

・メリット:ATMでの硬貨入金が無料(平日のみ等の条件あり)であることが多く、コツコツATMで入金するならメガバンクの方が圧倒的に有利。

【地方銀行の傾向】

地方銀行は地域によって千差万別ですが、多くの地銀でも硬貨取扱手数料の導入が進んでいます。無料枠の基準は「1日1回100枚まで無料」や「500枚まで無料」など、銀行によって大きく異なります。口座をお持ちの地銀の公式サイトで「硬貨取扱手数料」を検索して確認することが必須です。

結論として、「50枚以下の小銭を窓口で処理するなら郵便局」でも問題ありませんが、「100枚程度の小銭を機械で手軽に処理したい」場合は、メガバンクのATMを利用する方が手数料無料で済む可能性が高いと言えます。ご自身のメインバンクの規約を一度確認してみましょう。

(一般社団法人 全国銀行協会)

郵便局の両替(小銭関連)に関するよくある質問(FAQ)と解決策

ここでは、読者の皆様から寄せられがちな小銭両替に関する疑問をQ&A形式で解決します。

Q1. 貯金箱のまま持ち込んでも数えてもらえますか?

A1. 基本的にはお断りされます。貯金箱を開け、中身を袋などに移し替え、異物(ホコリやゴミなど)を取り除いた状態で持ち込むのが最低限のマナーです。窓口で貯金箱を破壊したり開けたりするサービスは行っていません。

Q2. ゆうちょ銀行の口座を持っていませんが、小銭をお札にしてもらえますか?

A2. できません。郵便局(ゆうちょ銀行)での現金の取り扱いは、口座を通した入出金が前提となります。口座をお持ちでない場合は、まず新規で口座を開設するか、ご自身の口座がある他の金融機関を利用してください。

Q3. 記念硬貨や旧紙幣は両替・入金できますか?

A3. 日本銀行が現在も有効としている貨幣(現在発行されていない旧硬貨や記念硬貨など)であれば、基本的には額面通りの金額として入金可能です。ただし、自動計数機で読み取れない場合があるため、通常の硬貨とは分けて窓口の局員にその旨を伝えて手作業で確認してもらう必要があります。なお、古銭としてのプレミアム価値は考慮されず、あくまで額面での取り扱いとなります。

Q4. 手数料を入金額から差し引いてもらうことは可能ですか?

A4. 可能です。例えば、大量の小銭を入金した結果、合計金額が5,000円で、手数料が1,100円かかった場合、口座には差額の3,900円が入金されるという処理方法をとることができます。窓口で「手数料は入金額から引いてください」と伝えれば対応してくれます。

郵便局で小銭を両替する際の手数料・何枚まで・ATMや窓口でのやり方まとめ

郵便局で小銭の処理を終えて安心する様子

郵便局での小銭の両替(入出金)は、かつてのように気軽に無料で何枚でも、という時代ではなくなりました。手数料体系を理解せずに窓口やATMを利用すると、大切なお金が手数料で目減りしてしまうリスクがあります。

本記事で解説した重要なポイントを振り返ります。

  • 郵便局には両替機がないため、小銭はお札へ、お札から小銭への交換は「自身の口座を通じた預け入れ・引き出し」で行う必要がある。
  • 窓口での小銭の入金は「50枚まで無料」。51枚からは手数料(550円〜)が発生するため、持ち込む前に必ずおおよその枚数を把握し、1円玉など少額硬貨の大量持ち込みによる「手数料負け」に注意する。
  • ゆうちょ銀行のATMで硬貨を取り扱う場合、入金・出金ともに1枚目から手数料(110円〜)がかかるため、小銭の処理においてはATMよりも窓口の無料枠(50枚)を賢く活用する方が得策である。
  • 大量の小銭を持ち込む際は、異物を完全に取り除き、混雑する時間帯(月末、年金支給日、五十日など)を避けて訪問するマナーと思いやりが、スムーズな取引を実現する。
  • 場合によっては、メガバンクのATM(硬貨入金無料のケースが多い)や、スーパーのセルフレジなど、他の選択肢も視野に入れることで手数料をゼロに近づけることができる。

小銭の処理は後回しにすればするほど量が膨れ上がり、いざという時の手数料や手間が増大してしまいます。「窓口の50枚無料枠」を思い出した時に活用し、こまめにすっきりさせる習慣をつけるのが、これからの時代における最も賢い小銭との付き合い方と言えるでしょう。ぜひ、この記事のノウハウを活かして、無駄な手数料を払うことなく、スマートに小銭を整理してみてください。

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